「高れい化」ってよく聞くけど、一体どんなことなの?
高れい化が進むと、どうなるの?
高れい化というのは、人口のうちで高れい者(65才以上の人)の割合が高くなっていくことをいいます。
ちなみに、高れい化の進み具合を表す言葉として、
・高れい化社会
・高れい社会
・超高れい社会
という言葉があります。
メモ
高れい化社会
65才以上の人口が、
全人口に対して7%をこえる
高れい社会
65才以上の人口が、
全人口に対して14%をこえる
超高れい社会
65才以上の人口が、
全人口に対して21%をこえる
現在の日本は、超高れい社会です。
今後も高れい者の割合は高くなっていくと予測されています。
人口と高れい者の割合
全体の人口は減っているのに、65才以上の人は増えているね!そうなるとどんな問題が起きるの?
さまざまな心配ごとがあります。一つずつ見てみましょう。
高れい化が進むということは、子どもの数が減っていく「少子化」も進んでいるということ。少子化が進むと、将来働く人が減ってしまうので、経済活動がとまってしまうことが心配されます。
高れい者が増えると、かいごが必要な人も増えます。しかし一方で若い世代が減っていくと、かいごをする人が足りないという課題があります。
若者が都市に出ていくことで、人口が減少したり、交通や医りょうが不十分になってしまったりする地いきもあります。
高れい者の割合が高くなると、年金や医りょう、かいごなどの社会保障(しゃかいほしょう)に必要なお金が増えることになります。
まとめ
高れい化による心配ごとはまだまだたくさんあります。 高れい化が進んでいる社会で、高れい者も若い人も笑顔で過ごせるように、おたがいが協力し合うことが大切です。
かいごについて考えることは、高れい化の問題を解決することにもつながりそうだね!
そのとおり!
ぜひ、いろんなアイディアを出してみてください。